山口県は本州の西の一番端に位置し、北は日本海、南は瀬戸内海に面しています。
面積は6,110㎢で、その面積の約7割が森林とのこともあり海だけではなく山々が連なり非常に自然にあふれた地域です。
そのため気候や温度も、同じ山口県でも差がある地域があります。
観光するには、どのくらいのシーズンに訪れれば良いのでしょうか?
今回は山口県の気候、風土についてご紹介します。
1年を通した山口県の気候に合わせた服装
1年を通して温度的にどのくらいなのかをおすすめの服装として、目安にしてみて下さい。
1月〜3月の気候
山口県の冬は比較的に寒いので、1月2月はダウンジャケットやコートが必須になります。
もちろんマフラーや、手袋も必須になるでしょう。
1月2月であれば地域によっては雪が積もり、非常に冷え込みます。
暖かい地域でも気温は、氷点下になることも多くありますのでこの時期の観光は寒さに弱い方は避けた方が良いかもしれません。
3月になるとすこし暖かくなりますが、年によってはダウンジャケットやコートが手放せない日が続くでしょう。
4月〜6月の気候
4月になると、春めいてきて暖かい日が多くなりますのでセーターやカーディガンで重ね着をする人が増えます。
桜が多く咲き始め人気観光名所の「錦帯橋」や学問の神様で有名な「防府天満宮」付近などでは、多くの花見客で賑わいます。
観光におすすめのシーズンですが、日中は暖かくとも朝晩は冷え込むので体調を崩さないように注意しましょう。
5月になると、薄手のカーディガンや長袖シャツでも寒くないです。
しかし5月も4月同様に朝晩は冷えるので、観光に訪れるのであれば上着を持っていくことをおすすめします。
6月になると多く人が半袖になります。
6月の中旬〜下旬には梅雨に入るので、観光するにはおすすめできないシーズンです。
7月〜9月の気候
7月の上旬もまだまだ梅雨になるので大雨が降り雷が鳴ることも多いですが、梅雨が明けると非常に暑い夏が訪れます。
山口県は気温が高く、湿度も高くじめっとしています。
観光地としては海が綺麗な地域に行くことをおすすめしますが、熱中症には十分に気をつけて下さい。
ちなみに山口県には「角島大橋」という非常に綺麗なエメラルドグリーンの海にかかる大橋があります。
夏に山口県に行くのであれば、離島角島にかかる角島大橋に是非訪れてみて下さい。
8月も同様に暑い日が続き、山間の地域では夕立もあるので急な雨に注意しておきましょう。
そして9月もまだまだ暑いので、半袖の人が多いです。
しかし7月、8月よりは暑さが少し和らぐので9月もおすすめの観光シーズンと言えるでしょう。
9月であれば、東洋屈指の大鍾乳洞である「秋吉台」に行くのがおすすめです。
鍾乳洞の中は美しく神秘的な時間を過ごせますし、中は非常に涼しいので夏の終わりの暑いシーズンに訪れてみてください。
10月〜12月の気候
10月になるとだいぶ涼しくなるので、薄手のカーディガンやセータを着る人が増え始めます。
紅葉が非常に綺麗になる時期でもあるので、山口県の自然の美しさが一番感じられる時期とも言えるでしょう。
若干朝晩は冷えますが、観光シーズンとしては非常におすすめです。
11月になるとかなり冷え始めますので、コートを羽織る人が増えます。
観光は寒いですが、海の幸がおいしくなる時期でもあるのでグルメで遊びに行きたい人はこの冬のシーズンを狙っていくのが良いでしょう。
12月になるとコートやダウンジャケット、マフラーや手袋が必須になります。
11月同様に海の幸が美味しいので、日本海側の地域に観光に行くと楽しめるでしょう。
特に有名なのは下関の「唐戸市場」と萩市にある「道の駅 萩しーまーと」です。
唐戸市場はふく汁やふくの握りなど、フグ料理をはじめ様々な海の幸を市場で楽しむことができます。
かなり大きな市場で、何を食べれば良いか迷うほどですが行くのであれば午前中に行かなければ食材がなくなってしまうので注意しておきましょう。
そして道の駅 萩しーまーとはその場で海の幸を楽しむというよりは、水産加工品を購入するのにおすすめの場所です。
宅配も可能で、塩ウニや蒲鉾、干物なども非常に低価格で高品質のものが手に入ります。
気候に合わせて山口県を観光しよう
山口県の気候は四季がはっきりとしており、訪れる時期ごとに様々な顔を見せてくれるでしょう。
おすすめの観光シーズンは暖かくなった4月5月、そして夏の8月9月や秋の10月、海の幸を楽しみたいのであれば冬のシーズンがおすすめです。
山口県は幕末の歴史にも深く関わっている偉人が多くいたことから、歴史好きの方にもおすすめの観光地です。
行く目的次第ではおすすめのシーズンが変わってきますので、是非ご自身に合わせた目的でシーズン選びをしてみて下さい。
コメント
[…] 【山口県の気候】観光するならいつがおすすめ? […]